小遣いは自分で稼げ
僕の小学生頃の小遣いと云えば、一日に10円くらいだったなあ。
それも満足には貰えなかったけど・・10円で何が買えたのだろう。
飴がたしか1円で3個とか、5円くらいのお菓子が多かったような
そんな感じだった。あまり覚えていないのは、そんなに買った記憶が
ないからだ。
サンマ一匹が10円で、どちらかというとお菓子なんかより、そんな
モノを買っていたと思う。
家庭が豊かでないことぐらいは、しっかり理解してたから両親にそう
そう小遣いの請求なんてことも出来なかったのだ。
だとしたら、自分で稼ぐしかない。
春には、山菜を採り市場に出す。市場っていったって近くにあるわけ
ないから、道路脇に名前書いて出しておくと集荷にやってきて、週末に
お金が届くという仕組みである。もちろんたいした額にはならないけど
嬉しかった。これが春休みのこと。
夏には、モジといって
竹筒にセルロイドの間仕切りした、ウナギの仕掛けを川に沈める。
餌はオタマジャクシやミミズである。
早朝に川へ仕掛けを上げに行くのが楽しみで、そーっと水から持ち上げ
斜めに水を出しながら音を確かめる。
トンと竹筒のなかでウナギの手応えを感じたときの瞬間は小躍りするくらい
嬉しかった。何匹もいっぺんに入っているときは音もせず、ただ重たくて
家に帰って竹筒を割らなけらばならない。
そんなときは、これがたまるかと思うくらいぎっしりと何匹も入っているのだ。
また、カニ籠も仕掛けておく。
親父とふたりで籠を担って帰るくらい、ぎっしりとカニは捕れた。
家には、水槽があり、そこにはウナギとカニがあふれんばかりだった。
これは、川料理専門店が買い付けに来ていたけど、多めに目方計っても文句
なしに毎日捕れたのである。いくらで売ってたか覚えてないけど、かなりの
収益になっていたはず。
秋から冬にかけてはわさを山に仕掛ける。
これはバラしていいかどうか?つまり、野鳥を捕るのである。
ドングリを食べに来る青鳩や水を飲みに来るツグミなど、多いときには
一日30羽ほど・・これをハトが一羽50円とかで売るのだ。
現代だと逮捕されちゃうなあ
まったくたくましい生き方をしてたものである。自然が豊かなゆえの生活の知恵と
子どもながらに自分で生きるみたいな根性が身に付いていったものだ。
だけど、どのくらいお金が貯まったのか記憶がないから、たぶん飲んだくれの
親父の酒代になった気がするし、自分で何かを買ったなんて記憶がない。
モノを買ったのはもう少し先のことだったから。


読んでて・・・なつかしかったです。
私はおじさんが、遠洋漁業でして・・
帰ると魚をくれます。それを近所に、配って
お駄賃を、頂く・・・そんな事を
思い出しました。ありがとうございました。
捕まえてペットショップに売ってました。
1匹100円くらいだったかと・・・。
夏休みはほぼ早起きして、友達と山にかけ
こみました☆
でも、100円で売って500円とかで
売られてるのを見てショックを受けました
が・・・。(=n=;
でも、モノを売っても捕まらないってゆうのが
イイなぁ・・・・
あなたも僕と同じような時代だったんですねえ。魚を配ってこづかいとは、工夫してたんやねえ。
iwatekkoさんへ
カブトムシやクワガタ売ってたとは
すごいねえ。
み〜んなあれこれ考えて生きてきたんやねえ。
それが、おかしい。いや素晴らしいよ。
ありがとうコメント。
そうやねえ、不思議なことに捕まるって
ことはなかったねえ。
きっと、自力で生きなきゃならない
時代だから、大目にみてくれてたなかもね。